10月14日~15日、インドネシアのソロ・スラカルタという場所でアジアスーパーモト選手権の第2戦がおこなわれました。
この町は、インドネシアでも歴史のある町で、インドネシア名物のバティック等の産地でもあります。なかなか大きな都市でした。
会場は、市内まっただ中、ショッピングモールが交差点を中心に4つ並ぶという場所の駐車場特設コース。市内の中心部だけにお客様は超満員。夜にはコンサート等もおこなわれ、スーパーモトの特色を活かした大変盛り上がったイベントとなりました。金曜日の夜には市長さん主催の歓迎レセプションも盛大に行われました。
路面は舗装では無くインターロッキングというレンガ貼りのような路面。コーナーが連続し、3箇所にダートセクションが設けられたテクニカルなものでした。
また、天候も35℃を超えるアジアらしい猛暑で、レースが20分+2周と長いこともあり、体力的にも非常に厳しい状況でした。
AUTORACE KYT グローバルライダーサポートチームからは、第1戦に引き続き、佐々木選手と高山選手が出場。

金曜日の練習では、特設コースを得意とする佐々木選手は好タイムをマーク。それに対して高山選手は序盤に転倒し、クラッチを操作する左人差し指とあばらを痛める苦しいスタートとなりました。
土曜日は予選(タイムアタック)が行われ、佐々木選手は4位、高山選手も頑張り6位とそれぞれファイナルスーパーポールに進出。佐々木選手は1人かわされ、結果、翌日の1ヒート目は5位と6位のグリッドからのスタートとなりました。
決勝1ヒート目は、スタートは2名とも順調、序盤は佐々木選手は5位、高山選手は6位を走行。佐々木選手は最後までその順位を守り抜きましたが、高山選手は怪我の影響とブレーキのフェードで後退して8位となってしまいました。
決勝2ヒート目も、同様の展開でしたが佐々木選手は5位、高山選手も最後に2名かわして7位。
結果、総合でも佐々木選手が5位。アジアクラスでは4位をゲットしました。
次戦は11月にインドでおこなわれます。皆様の応援をよろしくお願いします。
今回は、写真をいっぱい載せますのでお楽しみください。(写真撮影はFIM ASIA SUPERMOTO 台湾の江珮娟さん 提供)
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