アジアスーパーモト選手権 最終戦が終わりました!
アジアスーパーモトも、12月に入り、10日に第4戦シンガポール、17日に最終戦マレーシアが開催されました。
KYT AUTORACE GLOBAL RIDERS SUPPORT プロジェクトも両戦に参戦してきました。
10日のシンガポールは、とてもきれいなカートコースで行われました。ただし、ダートやジャンプ等は無い完全ターマックのレース。
今年レース日程がかぶってなかなか参戦できなかった松本やすし選手が超過密スケジュールの中で参加しました。久しぶりのスーパーモトレースにも関わらず、予選から好調をキープしており、決勝では3位に入賞!と思われたのですが、レース後にスタート直後の混戦中にコースを外れたとしてペナルティーをもらってしまい一つ順位を落としてしまいました。しかし、その鮮烈な走りは見ている方への強烈なアピールができたと思います。
一方、佐々木選手はマシントラブル(ブレーキ系)に見舞われてしまい予選も十分に走れない状況。。。結局決勝には急遽シンガポールライダーが調達してくれたマシンを借りて出走しましたが良い結果が得られませんでした。
真冬の日本から急に真夏のシンガポール、2ヒート目はスコールに見舞われてしまいキャンセル、さらにはその日の夜に飛行機乗らなければいけないという、かなりの過密スケジュールのなかで頑張っていました。
翌週はすぐにマレーシア戦がクアラルンプールでおこなわれました。コースは国立競技場の駐車場を利用して作られ、ハイスピードとテクニカルなタイトコーナー、またダートも2か所設けられた特設コースでした。
こちらには、佐々木選手と高山選手が前半と同じ体制で参戦。シンガポールでのマシントラブルの対策品をハンドキャリーでもちこみ、自身の手で金曜日はひたすらセットアップを勧めました。
また、このレースには、全日本スーパーモトランキングの新井誠選手がスポット参戦。新井選手は1週間前に20歳になったばかりの新鋭。チームの趣旨でもある世界にステップアップするライダーを応援するというコンセプトのもと参加です。急遽の参戦だったためあまり多くの協力ができなくて申し訳なかったですが、佐々木選手をはじめ先輩の指導や協力の元で、良い経験になってくれればと思います。
ちなみに、マシンはハスクバーナでしたがクロスカントリー用のFX450ということでサスも長くて柔らかく、スリッパークラッチも無い、というハンディのある状況で、慣れないマシンのセットアップを進めていきました。
予選は、タイトコースを得意とする佐々木選手がタイムを詰め6番手、高山選手7番手、新井選手が8番手。
決勝1ヒート目ではスタート直後、新井選手がアウトから上手く前に出ましたが、佐々木選手にかわされ、高山選手はスリップダウンで順位を落とし、それぞれ佐々木選手6位、新井選手7位、高山選手が8位。
決勝2ヒート目は、高山選手がジャンプの空中で他ライダーと接触転倒してしまいリタイア、佐々木選手が6位、新井選手が7位となりました。
レース終了後は、宿泊しているホテルで年間の表彰式がおこなわれ、佐々木選手は見事アジアクラスで4位。インターナショナルクラスでも5位となりました。おめでとうございます。
また、KYT AUTORACE チームも年間参戦において表彰を受けました。
皆様のご声援をありがとうございました。来年以降も活動をさらに拡充していきたいと思います。
※写真はアジアスーパーモト選手権サイトより。
シンガポールラウンド
マレーシアラウンド
表彰式等