11月23日～25日にアジアスーパーモト選手権の第4戦、シンガポールラウンドが開催され、
参加してきましたのでご報告します。
今回は、新井誠選手と怪我から復帰の高山直人選手が参戦しました。
会場は、シンガポールの北部に位置する KF1クランジサーキットというゴーカートサーキットでおこなわれました。
イベントはすべて夜。始めてのナイトレースです。
天候は雨期ということもあり毎日どこかで雨が降るという不安定なものでしたが、幸い土日はドライコンディションでした。
レースのほうですが、今回はターマック（舗装）のみなので、新井選手の得意なコース。
高山選手は長期怪我のリハビリ復帰直後のレースということで慎重に臨みました。
金曜日は、マシンのセットアップを進めましたが、走行直前から雨となり、走行時は上がったものの路面は非常にスリッピー。
また、夜なので路面が光り、コンディションがつかめない状況の中での走行となりました。
とりあえず、レインタイヤとサスペンションは柔らか目にセットしましたが、コースに慣れるのを中心に走行を重ねました。
土曜日は予選です。
幸いコースはドライでしたので、前回のインドネシアのセッティングをベースにしましたが、夜ということで少し気温も下がるのでややソフトな方向へセット。
新井選手はフリー走行はヨーロッパ勢に続きアジア勢では最速の４番手タイム。高山選手は9位という出だしでした。
しかし、30分のタイムアタックでは、新井選手は5番手、高山選手は6番手。
上位6位までが出場できる「スーパークロノ」では新井選手はフロントにフレッシュタイヤを入れて一つ上げて4番手、高山選手は6番手になりました。
最終日は決勝2ヒートがおこなわれました。
狭いコースと複雑なコーナーは非常に抜きにくいコースなのでスタートが重要。
1ヒート目。
新井選手はスタートはうまく決めて4位。途中まで3位に迫る走りでしたが、周回遅れをパスする間に前から離されそのまま4位を維持しました。
高山選手は8位。
2ヒート目は、新井選手はスタートが決まらず順位を下げましたが序盤にすぐに挽回。さらに2位と3位が転倒するあいだに2位までポジションアップ。
そのまま行けばと思いましたが、リヤのグリップが無くなり、スリップダウン。幸いエンジンが止まらなかったので12位ぐらいで復活し、そのまままた5位まで上げましたがまたもや転倒。。。
そしてまた順位を上げて最終的に5位でフィニッシュ。4位ー5位で総合は5位でした。
高山選手はスタートがうまく決まり、5位を走行していましたが、こちらも終盤に痛恨のスリップダウン。結局1ヒート目と同じ8位でフィニッシュ。総合も8位となりました。
皆様の声援を本当にありがとうございました。
次戦はすぐ翌週にマレーシアで開催されます。市街地コースで、得意とする佐々木選手が新井選手とともに参戦します。
引き続きご支援をどうかよろしくお願い します。
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